PRP皮膚再生療法~多血小板血漿注射~
PRP注射はご自身の血液から高濃度で抽出したPRP(多血小板血漿:たけっしょうばんけっしょう)を、しわやたるみに注入することで肌を若返らせる皮膚再生療法です。PRPには組織を再生させるための様々なサイトカインが含まれており、その多くは傷を治したり、肌の若返りを促したりする成分として注目されています。そのため、皮膚が活性化し、肌にハリやツヤが生まれてしわやたるみを改善します。
施術の特長
- 老化した皮膚を細胞レベルで再生させ、しわやたるみを改善し、肌にツヤとハリをよみがえらせます。
- ご自身の血液を使うため、感染やアレルギーの心配がありません。
- 効果は徐々に現れ仕上がりが自然なため、周囲の方に気づかれずに若返ることができます。
施術概要
お化粧 | 翌日より可能です。 |
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痛み | 針を刺す際に多少の痛み、施術時に鈍痛があります。 痛みに弱い方にはご希望により麻酔もご用意しております。 |
所要時間 | 注射の注入範囲にもよりますが、1部位の施術時間は約10~30分程度です。 |
持続期間 | 個人差はありますが、約1年効果が持続します。 |
症例※効果には個人差があります。
額
施術前
施術後(4週間後)
PRP皮膚再生療法~多血小板血漿注射~ 1回参考価格:198,000円 ※施術当時
副作用:発赤、腫れ、内出血、痛みがでる場合があります。また、注入部位を不衛生な状態にすると感染が起こる可能性があります。
額
施術前
施術後(3.5ヶ月後)
PRP皮膚再生療法~多血小板血漿注射~ 1回参考価格:198,000円 ※施術当時
副作用:発赤、腫れ、内出血、痛みがでる場合があります。また、注入部位を不衛生な状態にすると感染が起こる可能性があります。
法令線
施術前
施術後(3.5ヶ月後)
PRP皮膚再生療法~多血小板血漿注射~ 1回参考価格:198,000円 ※施術当時
副作用:発赤、腫れ、内出血、痛みがでる場合があります。また、注入部位を不衛生な状態にすると感染が起こる可能性があります。
施術の流れ
カウンセリング・診察
患者様のご希望をお伺いし、注入する部位やボリュームを決定します。
採血
必要量を採血し、専門機関でPRPを作成します。
※厚生労働省に許可された製造施設で作成
※無菌検査により万が一の細菌の混入を検査
再来院
作成したPRPが届いたら再度ご来院いただきます(目安:1週間)
麻酔※ご希望の場合
施術部分に麻酔クリームを塗布します。20分~30分程度で効果が現れます。
施術
ご希望の部位へ直接PRPを注射します。
アフターケア
効果が発現するまでに2週間程度かかります。注射後の腫れは個人差や部位にもよりますが、数日~2週間程度です。
施術詳細
PRP皮膚再生療法~多血小板血漿注射(たけっしょうばんけっしょう)~とは
PRPとはPlatelet-Rich Plasmaの略で血液中で血小板を多く含む血漿成分のことです。血小板は古くから止血にだけ有効な細胞とされてきました。しかし、最新の研究から血小板には組織を再生させるための様々なサイトカインが含まれていることが分かり、その多くは傷を治したり、肌の若返りを促したりする成分として注目されています。
血小板の若返り効果について
血小板には多くのサイトカインが含まれています。サイトカインは若々しい肌に必要不可欠であるコラーゲンやヒアルロン酸を増やし、老化した皮膚を細胞レベルで再生させます。その作用によりしわやたるみが改善し、肌にツヤとハリが戻ります。PRP注射ではご自身の血液成分を使うため、安全で副作用が少ない上に効果が高く、治療効果も1年以上と長持ちします。
PRPに含まれるサイトカインと効能
- ・PDGF ・・・ 細胞増殖、血管新生、コラーゲン産生
- ・VEGF ・・・ 血管内皮細胞の増殖、血管新生
- ・EGF ・・・ 上皮細胞の増殖促進、創傷治癒
- ・TGF-β ・・・ 上皮細胞増殖、血管内皮細胞の増殖、創傷治癒
PRP皮膚再生療法の作用
気になるしわ症状などの箇所にPRPを注入します。
PRPが様々なサイトカインを放出し、細胞の増殖・修復していきます。
コラーゲン等を増やし、ご自身の皮膚が再生されることで、肌にハリやツヤが生まれ若返ります。
メリット
美肌効果
皮膚が活性化し肌にハリやツヤが生まれ、しわやたるみを改善します。
人に気づかれにくい
肌全体にPRPを注入する美肌治療であれば腫れや内出血も目立たず、翌日からお化粧でカバーできます。効果は徐々に現れ仕上がりもナチュラルなため、周囲の方に気づかれずに若返ることができます。
自然な仕上がり
ご自身の血液成分に反応して肌が再生されるため、仕上がりは非常に自然です。人工的な成長因子(FGFなど)をミックスさせる方法ではありませんので膨らみすぎることもありません。
効果が長持ち
肌自体が生まれ変わる再生医療のため、効果が1年以上と長く持続することが多いのが特徴です。(効果の持続には個人差があります。)また、一度作成したPRPは3ヶ月保存可能なため、1回の採血で複数回の投与が可能です。
安全
ご自身の血液を使うため、感染やアレルギーの心配がありません。当院では安全性が問題視されている人工的な成長因子(FGFなど)をミックスさせる方法を採用しておりませんので、しこりなどができる心配もありません。
血小板の濃縮率
効果をより高く出すために重要なことは、“血小板の濃度と質“です。当院では血小板の濃縮率を6~8倍まで高め、赤血球や白血球などの血小板成分をほとんど含まない高品質のPRPを提供できるため、優れた改善効果を実現することが可能です。
メーカー | 全血 (ml) |
PRP | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
Final volume (ml) |
血小板数 (x104/μl) |
赤血球数 (x104/ml) |
白血球数 (x103/ml) |
血小板回収率 概算(%) |
||
A社 | 20 | 1 | (85) | 355.8 | 26.1 | 25.3 |
B社 | 8.5 | 0.6 | 89.1 | (150) | (10) | 37.4 |
C社 | 60 | 3 | 152.1 | (280) | 14.4 | 45.2 |
D社 | 20 | 2 | 131.2 | 314.4 | (13) | 78.1 |
E社 | 8 | 2 | 8.8 | (0) | (0) | 13.1 |
F社 | 10 | 1 | (90) | (10) | (5) | 53.6 |
G社 | 8.5 | 1 | (80) | 282.2 | 14.9 | 56.0 |
当院のPRP | 10 | 1 | 155.1 | 0 | 0 | 81.2 |
Satoshi Kushida、Kenji Kusumoto et al.J Artif Organs (2014) 17:186-192
- ・当院ではPRP作成を依頼する専門機関を厳選し、高い濃縮率と高い純度のPRPを提供しています。
- ・最大3ヶ月間の保存が可能で、様子を見ながら複数回の投与も可能です。
- ・無菌検査を行う唯一のPRPを使用しています。
再生医療等安全性確保法に基づく第三種再生医療提供機関認定番号
NB3150020
副作用
治療後に発赤、腫れ、内出血、痛みがでる場合があります。また、注入部位を不衛生な状態にすると感染が起こる可能性があります。