化粧品やスキンケア用品がシミの原因になることはありますか?
化粧品やスキンケア用品は直接お肌に触れるもの。自分の肌との相性がよくないと肌への刺激や負担を与えることになります。その刺激によってメラニンが増加し、シミになるケースもありますので、違和感を感じたらすぐに使用をやめましょう。
しっかり洗顔にスキンケア。フェイスマッサージもしているのに最近シミが。スキンケア方法が間違っているの?
強すぎるお肌への刺激は、シミ発生原因のひとつとなります。洗顔やマッサージでゴシゴシとこすってしまう行為はそれ自体が肌への刺激になるだけでなく、肌本来が持っている保湿成分やそれを生み出す力までこすり取ってしまうことにも繋がるのです。元々肌には自分でうるおう力がありますが、うるおいを失って乾燥した肌は刺激にも弱く、シミができやすくなりますので注意が必要です。
治療によりシミが目立たなくなったら、もうシミ対策はしなくてよいのですか?
シミの原因となる要素は私たちの日常の中にたくさんありますので、ある時期シミが目立たなくなったからといって対策をしなくてよいことにはなりません。
シミ発生の一番大きな要因は、やはり紫外線。晴れていても曇っていても、1年を通じて紫外線は肌にダメージを与えます。今はシミが目立たないからといって対策を怠ると、すぐ再発を招いてしまいます。シミとの戦いは、生涯続くものと考えた方がよいでしょう。
病院でシミの治療をしてくれるのですか?
シミの症状は自分で見分けにくいものもあります。このサイトでさまざまなシミを取り上げたように、シミの症状やお肌の状態によって、より効果的な治療方法は異なるため、気になる場合は皮膚科・美容皮膚科などの専門機関を受診することをおすすめします。
「とくにひどい疾患というわけではないし…」とためらわれる方もおられるかと思いますが、シミに悩むことで笑顔になれないのであれば、それは医療の出番かもしれません。お肌のメンテナンスを通じて女性のQOL(Quality of Life:生活の質)を向上させることが、美容皮膚科としての責務であると、ウォブクリニックは考えています。
レーザー治療は痛くないのですか?
痛みの感じ方には個人差がありますが、「パチパチと、ゴムではじかれるような刺激」を感じます。基本的に麻酔の必要はありませんが、痛みに弱い方や不安がある方は医師にご相談ください。
シミ治療にかかる期間はどのくらいですか?
症状や治療法によっても異なるためあくまでも目安ですが、肝斑レーザー治療の場合は週1回の照射で合計5回前後、およそ1~2ヶ月ほどかけて治療を行います。個人差はありますが、だいたい2~3回目の治療で効果を実感するケースが多いようです。また、シミ取りレーザーで治療できるシミの場合は、ほとんど1回(数分)で治療することが可能です(治療後は5~7日ほど保護テープをしていただきます)。
内服薬のみではもう少し時間がかかり、効果が実感できるまで数ヶ月単位の時間を要します。
また、シミの治療が完了した後も、肌のメンテナンスとして月1回程度受診される方もおられます。
レーザーを当てた箇所が赤くなったり、腫れたりしませんか?
照射直後に赤みを生じる方もいらっしゃいますが、通常は数時間以内におさまります。気になる場合は医師にご相談ください。
なお、レーザーを当てた箇所は肌が敏感になっていますので、紫外線ケアは入念に行ってください。
治療後すぐにメイクをしても大丈夫ですか?
フォトRFオーロラ、肝斑レーザートニング治療後はすぐにメイクしていただいても問題ありません。シミ取りレーザー治療後は、患部を除いてすぐにメイクをしていただけます。
その際、レーザーを照射した箇所を強く触ったり、こすったりしないように注意してください。
フォトフェイシャルとフォトRFオーロラの違いは何ですか?
基本的には光エネルギーを使った治療という点では一緒です。フォトRFオーロラはフォトフェイシャルにさらにRF(高周波)をプラスしたものです。RFは皮膚の色素に影響を受けず、肌のより深い部分にエネルギーが到達します。皮膚の電気抵抗を利用し、皮膚の奥深くに熱を発生させることで、これまで難しかった肌老化の根本治療を可能にしました。
フォトRFオーロラはシミ以外にも毛穴、ハリ、たるみ、色素の薄い産毛などに効果が高いといわれています。
シミ治療後の注意点はありますか?
シミ取り後は、お肌が敏感になっていますので、次の施術まで施術部位の日焼けは避けてください。その他は通常どおりで問題ありません。
《 シミ取りレーザーの場合 》
傷あとを早く回復させる外用薬を塗布し、その上に肌色の小さな専用のテープを貼ります。1週間ほどお薬を塗り続けていただき、テープも貼っていただきます。
その後テープをはずし、色素沈着を防ぐために美白剤入りのクリームを塗っていただきます。この上からお化粧をしていただいても結構ですが、日焼けは避けてください。
ご心配な場合はその部分にテープを貼って遮光してください。場合によっては2~3ヶ月赤みが残ることがあります。