医療法人社団　愛心高会　ウォブクリニック中目黒

痛みが出る

痛みの原因は、レーザーがメラニン色素に反応して熱を発生させるためです。この熱が周囲の皮膚にも伝わり、痛みとして感じられます。痛みの程度は施術を受けた方によって異なり、ほとんど痛みを感じない方もいれば、強い痛みを感じる方もいます。時間の経過とともに軽減していくのが一般的です。シミ取りレーザーを照射した後は、火傷に似たヒリヒリとした痛みを感じることがあります。

赤みが出る

施術後、肌が一時的に赤くなることがあります。レーザー照射による熱で、皮膚に軽いやけどのような状態が生じているためです。治療に伴う一般的な反応であり、時間の経過とともに赤みは引いていきます。もし、赤みが強い場合や長引く場合は、クリニックに相談することをおすすめします。

かさぶたができる

治療後、シミの部分は一時的にかさぶたになります。これは、レーザーで破壊された細胞が、肌の表面に現れたものです。かさぶたの下には、新しい皮膚が再生されています。そのため、無理に剥がさないことが大切です。かさぶたを剥がしてしまうと、シミが濃くなったり、赤みが残ってしまったりする可能性があります。少し我慢して、新しい肌が顔を出すのを待ちましょう。

シミが濃くなる

治療後、一時的にシミが濃くなったと感じることがあります。これは炎症後色素沈着と呼ばれるもので、シミの再発ではありません。一過性の現象で、個人差はあるものの、紫外線対策や美白ケアを行えば多くの場合、時間の経過とともに治まります。

ダウンタイム後も症状が長引いたり、強い症状が表れたりする場合は、クリニックに相談しましょう。

通常は1～2週間

シミ取りレーザー治療後のダウンタイムは、一般的に1～2週間程度とされています。ただし、使用するレーザーの種類やシミの状態などによって期間は異なり、ダウンタイムがほとんどない場合もあります。

予想外に長引く可能性もある！

通常、1～2週間程度で治まるダウンタイムですが、あくまでも目安です。さまざまな要因によって、数週間から数ヶ月かかるなど、期間が長引く場合もあります。

ダウンタイムの期間はレーザーの種類や出力の強さ、シミの深さ、体質や肌質、その日の体調などによっても変わります。個人差が大きいことを押さえておきましょう。

患部を安静にして肌を休ませる

レーザー治療後は肌が軽い火傷のような状態になっているため、紫外線や摩擦などの刺激を避けて安静にすることが大切です。

激しい運動などは避けましょう

レーザー治療後は、汗をかくような激しい運動や長風呂、サウナは避けましょう。汗をかくと施術した部分がしみたり、肌に刺激を与えたりするきっかけになります。軽いストレッチや、ウォーキングなどに留めましょう。また、激しい運動は血行が良くなり、赤みや水ぶくれといったダウンタイムが長引く可能性があります。

お酒は控えましょう

治療後は炎症を悪化させないよう、血流を促進する行動を控えることが重要です。飲酒も血行を促進するため、治療直後は控えるようにしましょう。

患部を刺激しない

レーザー照射した箇所にかさぶたができたり、赤みやひりつきが出たりすると、気になってつい触ってしまうケースも少なくありません。しかし、施術部位は非常にデリケートな状態のため、擦ったり触ったりすると、わずかな刺激でもトラブルにつながる可能性があります。極力、触れないようにすることが大切です。

十分な睡眠をとる

睡眠中は成長ホルモンが分泌され、細胞の修復や再生を促します。しかし、睡眠不足になると、成長ホルモンの分泌が減少するだけでなく、肌のターンオーバーも乱れる原因となります。睡眠時間をしっかりと確保して、肌の回復を促しましょう。

紫外線対策を行う

紫外線対策の基本は、日焼け止めの使用です。なるべくSPF・PAの値が高いものを選び、こまめに塗り直すことで日焼け止めの効果を長持ちさせます。特に汗をかいたり、タオルで顔を拭いたりした後は塗り直すことが大切です。さらに、日焼け止めと併せて帽子や日傘、サングラスなども取り入れて日光が直接肌などにあたるのを防ぐことも大切です（目から紫外線が入ってくるのも良くありません）。

また、紫外線が強い時間帯の外出をできるだけ避けることも一つです。外出する場合は上記の紫外線対策を徹底しつつ、なるべく日陰のある所を選んで歩くなど、紫外線によるダメージを軽減することをおすすめします。

丁寧なスキンケア

適切なスキンケアを心がけることで、ダウンタイムからの改善が期待できます。洗顔は、肌への負担を最小限にするため、ぬるま湯で優しく洗いましょう。ゴシゴシと擦ったり、熱いお湯を使ったりするのは避けましょう。洗顔後は、清潔なタオルで軽く押さえるように水分を拭き取ってください。化粧水や乳液などのスキンケア用品は、低刺激で保湿力の高いものがおすすめです。新しいスキンケア用品を試すのは、ダウンタイムが終わって肌の状態が落ち着いてからにしましょう。普段より丁寧に保湿ケアを行うことで、肌のバリア機能をサポートし、外部刺激から肌を守ることができます。