【中目黒】大人ニキビの特徴と皮膚科での治療アプローチ
【中目黒】大人ニキビの特徴や原因とは?皮膚科で受けられる治療法なども解説
思春期が終わっても、ニキビに悩まされることはありませんか?大人になってからできるニキビは「大人ニキビ」と呼ばれ、思春期ニキビとは異なる特徴を持つ、悩ましい肌トラブルです。思春期ニキビは皮脂の過剰分泌による毛穴詰まりが主な原因である一方、大人ニキビはさまざまな要因が複雑に絡み合って発生します。
こちらでは、大人ニキビとは何か、特徴や原因、皮膚科での治療法などについて解説します。
中目黒周辺でニキビ・ニキビ痕の治療を検討している方も、ぜひ参考にしていただければと思います。
大人ニキビの特徴

思春期ニキビとは異なる特徴を持つ大人ニキビ。その特徴を理解することで、適切なケアや治療を選択できるようになります。
発生しやすい場所
大人ニキビが発生しやすい場所は、主にUゾーンと呼ばれるフェイスライン、口周り、顎です。思春期ニキビが皮脂分泌の活発なTゾーン(額、鼻)にできやすいのに対し、大人ニキビは乾燥しやすい場所に見られます。また、背中やデコルテに発生することもあります。
炎症の種類
炎症の種類もさまざまです。初期段階である白ニキビは、毛穴に皮脂や角質が詰まり、表面が閉じている状態です。黒ニキビは毛穴に詰まった皮脂が空気に触れて酸化し、黒くなった状態です。これらのニキビは炎症を起こしていないため、比較的軽度ではあるものの、放置していると悪化することがあります。
炎症が進むと、赤ニキビへと進行します。赤ニキビは、アクネ菌により毛穴周辺の組織が刺激されて炎症を起こし、赤く腫れあがった状態です。その後、黄色ニキビになります。毛穴の奥で炎症が進行し、膿が溜まった状態です。
大人ニキビは、跡になりやすく治りにくいという特徴を持っています。加齢とともに肌のターンオーバーが遅くなること、炎症が深部にまで及ぶことなどが原因です。ニキビ痕には、赤みや色素沈着、クレーターなどがあり、改善するには時間と適切な治療が欠かせません。早期に治療を開始し、ニキビ痕のリスクを軽減しましょう。
大人ニキビの原因

大人ニキビは、複数の要因が複雑に絡み合って発生します。思春期ニキビとは異なり、生活習慣やホルモンバランス、外部環境、肌質・体質など、多岐にわたる原因が考えられます。
生活習慣
まず、生活習慣の乱れは大きな原因の一つです。睡眠不足は肌のターンオーバーを阻害し、古い角質によって毛穴がふさがれてしまいます。また、栄養バランスの偏った食生活も、皮脂の過剰分泌や肌のバリア機能低下につながります。
ホルモンバランスの乱れ
女性は、生理の影響でプロゲステロンというホルモンの分泌が増える時期にニキビができやすいです。プロゲステロンは皮脂分泌を促進するため、毛穴が詰まりやすくなります。また、ストレスもホルモンバランスを崩す要因です。ストレスを感じると男性ホルモンの分泌量が増え、ニキビ発生につながってしまいます。
間違ったスキンケア
過剰な洗顔や洗浄力の強い洗顔料の使用は、肌に必要な皮脂まで奪い、乾燥を招きます。乾燥した肌はバリア機能が低下し、外部刺激を受けてニキビができやすい状態になります。一方、油分の多いスキンケア用品も、毛穴を詰まらせる要因となり得ます。
外部環境
外部環境も影響します。紫外線によるダメージは肌の炎症を引き起こし、ニキビを悪化させるおそれがあります。また、マスク着用による摩擦や蒸れなど、ニキビができやすい環境を作り出しているケースも少なくありません。
肌質・体質
皮脂分泌が多い脂性肌の方は毛穴が詰まりやすく、ニキビができやすい傾向です。乾燥肌の場合、肌のバリア機能が低下することで炎症を起こしやすく、ニキビが治りにくいことがあります。また、アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患、遺伝的な要因なども原因として考えられます。
生活習慣の見直し、適切なスキンケアの実施、自身の肌質・体質などを理解することで、大人ニキビの予防・改善につながります。
皮膚科での治療アプローチ
皮膚科で受けられる大人ニキビの治療には、保険適用内の治療から保険適用外の治療まで、さまざまな選択肢があります。症状や費用などに合わせて治療法を見つけることが重要です。
保険適用内の治療
ニキビ治療は、自由診療のイメージがありますが、健康保険適用で治療が受けられるものもあります。保険適用となる主な塗り薬と飲み薬について解説します。
塗り薬
塗り薬の種類としては、抗菌薬、過酸化ベンゾイル、アダパレンなどがあります。
抗菌薬は、赤ニキビの原因となるアクネ菌を殺菌し、炎症を抑える効果があります。過酸化ベンゾイルは、アクネ菌に対する殺菌効果に加え、ピーリング作用で毛穴の詰まりも改善します。アダパレンは毛穴の詰まりを改善し、新たなニキビの発生を防ぎます。これらの薬剤は、単独だけでなく、配合薬として使用される場合もあります。配合薬は効果が高い一方、副作用も出やすいため、医師の指示に従って使用することが大切です。
飲み薬
飲み薬には、抗菌薬や漢方薬が処方されます。抗菌薬は、塗り薬と同様にアクネ菌を殺菌し、炎症を抑制する効果があります。漢方薬は、体質や症状に合わせて処方されます。
ニキビの治療薬は、症状や肌の状態に合わせて選択されます。
保険適用外の治療
代表的な治療法として、ケミカルピーリングやレーザー治療が挙げられます。
ケミカルピーリング
薬剤を塗布し、皮膚の角質層を剥離させることで、ニキビの原因となる毛穴の詰まりや古い角質を取り除きます。比較的ダウンタイムが少なく、費用も抑えられます。ニキビの予防や軽度のニキビ、ニキビ痕の色素沈着に悩んでいる方におすすめです。
レーザー治療
さまざまな種類のレーザーを用いて、ニキビの原因菌を殺菌したり、皮脂の分泌を抑えたり、炎症を鎮めたりします。ニキビの種類やニキビ痕の状態に合わせて、レーザーの種類を選択します。炎症ニキビや重度のニキビ痕に効果的です。費用は比較的高額で、ダウンタイムを伴う場合もあります。
その他にも、さまざまな治療法があります。どの治療法を選択するかは、ニキビ・ニキビ痕の状態、予算、ライフスタイルなどを考慮して決めることが大切です。
治療期間の目安
ニキビ治療の期間は、急性炎症期と寛解期の2段階に分けられます。それぞれの段階で、治療期間の目安が異なります。
急性炎症期
急性炎症期は、炎症を起こしている赤いニキビや膿をもったニキビが目立つ時期です。この段階では、炎症を抑えることが優先事項となります。抗生物質の塗り薬や飲み薬、漢方薬などが用いられます。個人差はありますが、およそ3ヶ月程度で炎症が落ち着き、ニキビの数が減少してきます。
寛解期
急性炎症期が過ぎると、寛解期に入ります。炎症を起こしているニキビは少ないものの、ニキビができやすい状態は続いており、再発を防ぐためのケアが必要です。正しいスキンケアや生活習慣の改善、漢方薬による体質改善などが継続的に行われます。ニキビのできにくい肌質へと改善していくには、1年以上の期間を要するケースもあります。
ニキビ痕の治療期間
ニキビ痕の治療に関しても、治療期間が大きく異なります。ニキビ痕の種類には、赤み、色素沈着、クレーターなどがあり、それぞれに適した治療法があります。例えば、赤みや色素沈着には、レーザー治療や光(IPL)治療、ケミカルピーリングなどが選択肢です。症状が重いクレーターは、ニードリング治療、ニードルRF(ポテンツァ)、CO2フラクショナルレーザーが必要になることもあります。ニキビ痕の治療は、数ヶ月から数年かかる場合もあります。
ニキビの症状や生活スタイル、予算などを考慮し、最適な治療法を選択しましょう。治療中に症状が悪化したり、新たなニキビが発生したりする場合は、自己判断で治療を中断せず、医師に相談することが大切です。
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